【2023/06/13】為替市場のポイントとトレード結果（+20pips） - 【RCIFX両建てトレードのブログ】オーストラリアとニュージーランド経済の見通し

今日の為替市場のポイント

週明け12月12日（月）の米ドル/円相場は、方向感に欠ける展開となりました。

米国の金利上昇圧力（米国10年債利回りが3.71%まで低下）の中、米国時間早朝に139.06の安値まで下落した。しかし、売り一巡後は反発し、今週金曜日に予定されている日銀の金融政策決定会合で金融緩和が修正されないとの思惑、米金利上昇（米10年債利回りは3.79％まで上昇）によるドル買い圧力、短期筋からのストップロス買いなどが支援し、米国時間午後には高値139.06まで到達しましたが高値となりました。米国時間午後に139.76の高値まで上昇した。しかし、買い一巡後は、重要イベントを控えたポジション調整（様子見）、米長期金利の反転（米10年債利回りは3.73％まで再び低下）などが重しとなり、執筆時点（BST13日5：30）では139.57付近で推移しています。6月12日（月）の週明けには、ユーロは139.57まで上昇すると予想されています。

6月12日(月)のユーロ-米ドル為替レートは、方向感に欠ける展開となりました。アジア時間序盤に安値1.0733まで下落したものの、買い一巡後は、欧州勢の参入を受け、①米金利低下によるドル売り圧力、②短期筋のショートカバーに支えられ、高値1.0791まで上昇しました。しかし、買い一巡後は、③心理的節目の1.0800や④重要イベントを控えたポジション調整が圧迫し、本稿執筆時点（日本時間13日午前5時30分）では1.0759付近で推移しています。

米ドル/円は、重要イベント（米CPI、米FOMC、ECB運営理事会、日銀金融政策決定会合）を控えた様子見ムードの中、方向感に欠ける展開が続いています。しかし、テクニカル面では、下値支持点が複数あることに加え、「三方良し」「ダウ理論上昇トレンド」など、強い買いシグナル（重要イベント通過後の上昇ブレイクアウトを期待）が出ていることから、見通しは強いと言えます。また、ファンダメンタルズ面では、（1）米FRBの長期金融引き締め観（今週の米FOMCで金融政策の据え置きが決定されても、7月の利上げ観測は消えないため、この結果は「タカ派的な据え置き」と解釈され、米FOMC後は米ドル買い圧力が強まる可能性がある。

USDは、6月利上げの可能性（CME提供のFedWatchツールによると7月利上げは20.8%、71.9%）、日銀の金融緩和延長観測（最近の上田日銀総裁の講演から判断すると、今週末金曜日の会合ではもうに調整を行う）、FOMC後に米ドルが圧力を受ける可能性がある。上記の文脈では、日米スプレッドの拡大とそれに伴う円キャリートレード再開への期待が、米ドル/円相場の上昇要因となる可能性がある。また、先週のオーストラリア準備銀行とカナダ中央銀行のサプライズ利上げに伴う日本と他国の金利差の拡大も、クロス円の上昇を通じて米ドル/円をサポートする可能性があります。以上のことから、引き続きメインシナリオである米ドル買い・円売りの流れが継続すると予想しています。

本日は、日本時間21:30に今週の重要イベントの一つである米5月消費者物価指数が発表されます。結果が市場予想を上回った場合、今週のFOMCでの利上げ観測が再浮上し、ドル買い圧力が急速に強まる可能性があります。一方、結果が市場予想を下回った場合は、来月7月のFOMCでの利上げ観測が後退することでドル売り圧力が強まる可能性がある。いずれにせよ、5月の米消費者物価指数を受けて米ドル/円相場のボラティリティが急速に高まる可能性が高いため、ポジションのサイズ管理には注意が必要だ（価格が1円以上上下する可能性もある）。