【2023/07/14】為替市場のポイントとトレード結果（-74pips）大損切(´;ω;｀) - 【RCIFX両建てトレードのブログ】オーストラリアとニュージーランド経済の見通し

今日の為替市場のポイント

米ドル/円相場は木曜日に上昇した後、13日に急落した。米ドル/円相場は、(1)急落に対する反動買い、(2)日経平均株価の急反発、(3)上記(2)を背景としたリスク選好的な円売り圧力、(4)米新規失業保険申請件数の良好な結果（結果は予想24万件に対し23.7万件。） 000). 米国時間早朝には138.95の高値まで上昇した。しかし、買い一巡後は、(5)米6月生産者物価指数が予想より弱い結果(結果+0.1% 予想+0.4%)、(6)米6月コア生産者物価指数が予想より弱い結果(結果+2.4% 予想+2.6%)、(7)上記5、6を背景に米長期金利がはさらに低下した（下記参照）。(7)上記5、6を背景に、米長期金利が一段と低下したこと（米インフレ沈静期待→米連邦準備制度理事会（FRB）による金融引き締め一服観測→米10年債利回りが6月29日以来の低水準となる3.75％まで急低下）が重しとなり、米国時間午後には137.93（5月22日以来の安値。約1ヵ月半ぶりの安値）となった。引けにかけてやや反発したものの、戻りは弱く、本稿執筆時点（日本時間7月14日午前5時30分）では138.06近辺で推移している。最近の円高を受けて、神田財務相は昨日、「流行の円キャリートレードの勢いは弱まっている」と述べた。

13日（木）、ユーロ・米ドル相場は堅調に推移した。EURUSD為替レートは、アジア・セッションの午後に1.1130の安値まで下落したが、(1)ECB理事会議事録（6月15日開催）において、ECBが必要であれば7月からの利上げを検討する可能性があるとのタカ派的な見解が示されたこと、(2)上記(1)の要因を背景に、金融引き締めが長期化するとのECBの見解が示されたこと、(3)欧州の株式市場が堅調であること、などを反映し、一巡後は反発した。欧州株式市場が堅調であること。3）欧州株式市場が堅調であること、（4）米6月生産者物価指数が市場予想を下回ったこと、（5）米6月コア生産者物価指数が市場予想を下回ったこと、（6）米長期金利が急低下し、米国時間午後には1.1228（昨年3月1日以来の高水準）と約1年4カ月ぶりの水準に急騰したこと、などが支援材料となった。米国時間午後半ばには1.1228（昨年3月1日以来の高水準）まで急騰した。引け間際にはやや後退したものの、下値は堅く、本稿執筆時点（日本時間7月14日午前5時30分現在）では1.1227近辺で推移している。

米ドル/円は、6月30日に年初来高値145.07をつけた後、下落に転じ、昨日は137.93（5月22日以来の安値）まで下落し、約1ヶ月半ぶりの安値水準となった。この間、日足ローソク足チャートは、一目均衡表の転換線、基準線、ボリンジャー・ミッドレンジ、21日移動平均線、一目均衡表の雲の上限を下回り、強い買いシグナルを示唆する「トリプルロール・フェイバリット」、「ダウ理論上昇トレンド」がともに消滅するなど、テクニカル的には地合いが悪化している印象がある。テクニカル的には、チャート形状が印象的になってきている。

(3)日銀の緩和的金融政策の見直し（7月28日の日銀金融政策決定会合でイールドカーブ・コントロールの許容変動幅が拡大するとの観測が根強い）、(4)上記2、3を背景とした円キャリートレードの崩壊。(4) 上記2、3における円キャリートレードの崩壊の動向。以上を踏まえると、本日の米ドル/円相場は、下落の継続（短期で高レバレッジの米ドル/円ロングトレーダーによる逆指値と売りの悪循環→価格トレンドの反転を狙い、米ドル/円をさらに押し下げ続ける→200日移動平均線が137.11に、90日移動平均線が137.04に位置している）が支配的なシナリオになると予想する（仮に、137.04付近まで下落したとすると 90日移動平均線が位置する137.04付近まで下落すると仮定)。本日の注目は、米6月輸出入物価指数（21:30）と米7月ミシガン大学消費者心理指数速報値（23:00）。